園庭に落ちてあるどんぐりを手にした年少さん、保育士の所まで持って来ました。どうやら中を割ってみたいようです。ちょっと見守ってみる事にしました。さて、年少さんはどんぐりを割る事ができるかな~?
「おうちでタマゴをわったことがあるよ!」と勢いよく丸太に打ち付ける年少さん。 お家で練習しているんだね、慣れた手つきです!
割れないどんぐりに対し、今度は足で踏み付けようとします(笑) 「わたしのくつ、つよいんだよ!」 お家の人から買ってもらった新しい靴だもんね!
「だいじょうぶ?」とバランスがとれるように、お友だちが支えたり、肩をかしてくれます。 チーム年少!がんばれがんばれ!
なかなか割れないどんぐり…どうしたものかと考えていると、何やら奥からスコップを持ち出して来ました。 おやおや?どうするのかな?
スコップの先を使っての秘技❝たたき割り❞です(笑) これには、ずっと見ていた保育士も『そう来たか!』と笑ってしまいました。
どんぐりはそれでも中々割れません。少し考えていると、丸太テーブル下の隙間を見て、思いついたようです。
どんぐりを丸太下の隙間に入れると、3人で力を合わせて、ヨイショ!と踏み込みます。 それでも下の砂地にどんぐりが埋まってしまい、簡単には割れず…どうしたものかと困っている様子だったので、下に板をはめ込もうと保育士が手助けしました。
丸太と細長い板との間にどんぐりが挟まっています。❝エイッ❞と乗ってみると、パキッと良い音が聞こえてきました。 果たして結果は……?
見事、どんぐりが砕けました!やったね!
「みてみて!」と保育士に見せてくれました。保育士もずっとどんぐりに向き合っていたので、久々に顔を合わせました(笑)
最後はちょっと手伝ってしまったな…年少さんがどうやるか、もう少し見届けても良かったな…と保育士としては反省でしたが、子ども達は満足した様子でした♪その後も割れたのが嬉しかったのか、しばらくどんぐり割りブームが続いた年少さんなのでした。