泥んこ遊びが盛り上がる6月下旬。
今年も泥だんご作りに挑戦だっ!と意気込む年長児。思い出されるのは年少の頃の姿。担任保育士と一緒に泥まみれ、汗まみれになって、小さな手のひらで泥を丸めていたっけ。いろいろ試すけれど、どうしても途中で割れてしまう・・・困ったな・・・。
すると、一人の保育士がボソボソと話しはじめました。5年前の泥だんご作り教室の体験談を。「それ、いいかも!」と職員間で声があがると、「その泥だんご作りを教えているのは、私の祖父です。」とA保育士。「えーーーっ!!!」思いもよらない偶然に驚き、人と人とのつながり(ご縁)を感じた瞬間でした。 そして、トントン拍子に事が進み・・・
7月下旬、『泥だんご先生』をお迎えしました。(コロナの落ち着きをみはからって、待ちに待った開催でした。)
「たのしみ〜」「どうやってやるんだろうね」 ワクワクしながら泥だんご作りがスタート! 手で水を付けながら泥の塊をしっかり固めて・・・。
塩ビパイプを使って、泥の塊をこすります。 「ぐるぐる回すかんじでね」 「せんせい、こうでいいの?」 「こんなかんじ?」 「そうそう、それでいいんだよ。うまいうまい!」
形が整ったら、色つけの下ごしらえです。白と赤の塗料を混ぜ合わせます。 「えーーーっ!色つけられるのー?!」「よく混ぜてね」「だんだん混ざってきたよ」「ねちょねちょしてて、けっこうむずかしい・・・」
いよいよ色つけです。 「じゃあ、手を出して。泥だんごに色を塗るんだよ」 「わぁ!色がついたっ!!」
泥だんごのイメージがガラリと変わった瞬間です。
赤、青、黄 3色の泥だんご。 少し乾かして・・・
次は、おちょこで擦ります。 「キュキュッて音がする〜!」 「それは、上手に磨けている音だよ」
みんな、いい調子! 仕上げは、泥だんご先生。 先生の手で擦ってもらうとピカピカに!!! 「えーーー?!なんでーーー??」「すごくピカピカになってる!!」
とってもきれいな泥だんごが完成! 「大事にしなくちゃ!」とみんな笑顔(*^^*) ピカピカの大切な宝物になりました。
2022夏の、すてきな思い出です。