2022.06.24 泥んこ遊び!

すずらん保育園

実は奥の深い泥んこあそび
砂場で水入れればいいのでは?と思われる方、多いかと思いますが
すずらん保育園で使用している泥んこ専用の土は砂場の砂よりキメが細かく、粘土質です。水気を絞りながら丸めていくと、しっかりとスベスベで滑らかな泥団子が出来ます。(田んぼの土のような感触です)

泥んこ遊びは、泥で思い思いに造形を楽しんだり、泥に手足を浸からせて遊ぶことになります。子どもたちの体も服も泥だらけになりますが、子どもは体をめいっぱい動かして、泥の感覚を楽しみ、五感の発達を養うことができます。五感のなかでも特に刺激されるのが、触覚です。
様々なモノに興味を持つ小さいお友達は触るだけでも、ちょっとレベルアップしておままごとなどの見立て遊びも、以上児さんになれば大規模な土木工事、水分量を自分たちで工夫して最適な硬さに調整してからの泥団子作りや山、川、建物など友達同士で協力しての造形と社会性も身に付くと言われます。
自然物、特に、水、砂、土(泥)は、子どもたちの身も心も開放し「本来の自分」を表に出しやすくしてくれます。私も経験しましたが、新入園や途中入園などで、まだ園に慣れておらず不安でいっぱいの子や、何らかのストレスを溜め込んでいる子などが、こうした遊びを通して、よく笑い、よくしゃべるようになり、お昼ぐらいにはスッキリした顔で部屋に入ってご飯を食べているなんていう姿をしょっちゅう見かけます。心の壁が取り払われてストレスを発散した上に、「思いっきり遊んだ!」という満足感も得られやすいのです。

今年もがっつり楽しみたいと思います!!